遊霞紡会(ゆかぼ)第一回公演@VEYRE

弊社のアニバース部門であるIchieが運営する霞ヶ関サロン『VEYRE(ヴェール)』で遊霞紡会の第一回公演「七夕の夕べ」が無事に開催されました。主催は、Ichieが管理する会員制クラブ「Ichigo」で、どなたでも参加できる予約制の寄席でした。

Ichigoとしても初でしたので、仕来りや暗黙のルールなどがわからず、事務局の諸先輩方や、講談者ご本人に教えていただきながらの開催となりましたが、お陰様で満員御礼となり嬉しい限りでした。

一人目の方は、入船亭遊京さんでして、京都大学出身の高学歴噺家としてじわじわと頭角を表してきている非常に聴きやすく初心者でも入りやすい落語を披露していただきました。落語のオチは少し毒があって、人間の弱さや汚さが出ていて非常に庶民的な感覚で作られているんだと感じました。かつ、同じ内容の演目を噺家さんが違うとどう変わってくるのか興味が湧いて、こりゃ色々見てみたい!と沼にハマる気がしております。

そして真打の宝井琴調師匠は講談協会の理事長でもある大ベテラン先生
講談は初めて生で観ましたが、落語とはまた違った感覚で、VEYREの中が一瞬戦国時代の船の上、そして八丈島の無人島と変化していく過程は一度皆様にも味わっていただきたいと感じました。

今回実際に話芸に触れたことで実感しました。
日本人である私たちが知らない日本の伝統文化があり、知っているけど実際は知らない、触れる環境にない
敷居が高いなど、さまざまな理由によって風前の灯火となっているんだということ。

これは、演者側も含め、文化自体は変えないため、しかしその文化に触れるための入り口は常に変化させていかないといけない。

相撲は日本の国技であるが、生で観たことがない人がほとんどではないか?
現在、ネットフリックスで公開されているサンクチュアリの影響でもしかしたら人気が爆発するかもしれない

私たちIchieでは日本の文化の継承を霞ヶ関から行うという使命がありますので、これは良い機会だと思います。
質の良い文化は後世に伝えるべきだと、そしてその一翼を担っていかなくてはと新たに感じた金曜の七夕の夜でした。

次回公演は決まっておりませんが、次回はぜひいらしてください
どのような歴史にタイムスリップさせてくれるのでしょうか
今から楽しみです🎵

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